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北政所ねねの深い愛が込められた寺院
高台寺は400年以上の歴史を持つ「豊臣秀吉」ゆかりの寺院。秀吉亡き後に、妻「北政所ねね」によってその冥福を祈るために1606年に建立されました。当時は少なかった恋愛結婚のふたりは、周囲に身分が低かった秀吉との結婚を大反対されたものの、結ばれ、生涯を通して深く愛しあったとされており、北政所は秀吉没後も毎日高台寺に通って祈っていたそうです。高台寺にはそんなねねのやさしさや愛がそこかしこに感じられます。
四季折々に違った美しさが麗しい庭園
新郎新婦だけが撮影できる場所も
美しい竹林や紅葉で世界中から人が集まる高台寺。その特筆すべきは京都の中でも格別の美しさをもつ庭園です。東山の借景と見事な石組が特徴の庭園は、桃山時代に小堀遠州によってつくられました。重要文化財が点在し、国の史跡だけでなく名勝にも指定されています。通常非公開のお庭や、北政所ねねが亡き秀吉を偲びながら月を眺めたという重要文化財の観月台では、挙式を行うご夫婦だけがお写真を撮ることができます。
来世までの結びつきを誓う、
伝統を重んじた由緒ある仏前式
高台寺では挙式前に、美しいお庭をながめながら薄茶とお饅頭を食し、お二人の門出を祝います。その後の挙式は仏前式。現世だけでなく、来世での結びつきまでを誓い合い、めぐり逢いに感謝するもの。また、ご親族だけでなくご先祖様にもおふたりの結婚を報告し感謝を伝える、伝統を重んじた厳かで由緒ある結婚式です。